DIYの基礎
木材カット時の印付け(ケガキ)の仕方
サシガネを使った例をもとに、木材カット時の印付け(ケガキ)の仕方について紹介します。
-
1
◆木材カット時の印付けの流れ
木材をカットする時の印付けは、「木材の測定(寸法出し)」→ -
2
「印付け(ケガキ)」、の順で行います。
-
3
◆木材の測定(寸法出し)
木材を測定する時は、測定のもとになる基準面を決めます。 -
4
決めた基準面をもとに、測定します。
-
5
正確に直角が出ていなかったり、ズレがある場合は、新たに基準面を作ります。
-
6
基準面が決まったら、サシガネを使って測定します。
-
7
その時、当て木をするとサシガネのブレが防げます。
-
8
◆印付け(ケガキ)
一般的には、サシガネを使って印付けをする時は、長手(長い方)を材料に引っ掛けて、妻手(短い方)の外側に線を引きます。 -
9
サシガネの一般的な使い方で上手く印を付けられない場合は、サシガネを定規のように使っても印が付けられます。
-
10
その場合は、カットしたいサイズに合わせて、数か所印を付けます。
-
11
付けた印に鉛筆を合わせ、
-
12
サシガネを鉛筆に当て、
-
13
そのまま線を引きます。
-
14
鉛筆は、HBまたはHが木材の印付けに向いています。
-
15
◆手ノコでカットする時の印付けのポイント
手ノコで木材をカットする場合、木材の4面全てに印付けをします。 -
16
4面全てへの印付けを「まわし墨」と言い、こうすることで木材を正確にカットできます。
-
17
木材をカットする時は、印を付けた線の外側(必要寸法の反対側)をカットします。
-
18
木材をカットする時の印付けができました!
-
19
クロバーの「ケガキゲージ(印付けゲージ)」を使うと、より簡単に、正確な印付けができますよ!